Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

U2「The Joshua Tree」

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1987年3月発売
~収録曲~
01.Where The Streets Have No Name
02.I Still Haven't Found What I'm Looking For
03.With Or Without You
04.Bullet The Blue Sky
05.Running To Stand Still
06.Red Hill Mining Town
07.In God's Country
08.Trip Through Your Wires
09.One Tree Hill
10.Exit
11.Mothers Of The Disappeared



久しぶりの「棚から一掴み」コーナーです。

今週の出張ロングドライブの時に、久々に聞いたU2の5枚目のオリジナルアルバム♪
なんかこう、心の奥から燃えてくるものを感じて「この感情を記事にしなくては!」と思った次第です。


このアルバムから受けた影響というものは、物凄く大きい。

このアルバムを聞いていなかったら、U2のファンになってなかったかもしれないし
もっと大げさに言えば、このアルバムに出会っていなければ
バンドを組もうと思わなかっただろうし、嫁さんとも出会っていなかったかもしれない。
このアルバムに出会ったことで、人生が変わったと言っても過言ではない。


アルバムのオープニングを飾る「Where The Streets Have No Name」は
今もU2のLIVEでハイライトとなるシーンで演奏されることが多い。
ストリングスがFade inで入ってきて、その上にThe Edge独特のDelayが掛かった
6/8拍子のギターが載ってくる。
そしてLarryのバスドラ4打ちからタムの連打が入り
Adamのベースが入ってくる。

このオープニングのスリリングでクールなサウンドにより、一気にアルバムの世界へと引き込まれていく・・・。

バンドでも何度も取り組んでいる曲ではあるが、自分の中でギターサウンドが固まってきたのは
ようやく最近のような気がする。

感覚的なものではあるんだけれども
「ギターで曲を弾いている」のではなく、「曲を弾くためのアイテムがギターだった」というような感覚。
元々、自分がクラシックギターからギターに入っているということもあり
所謂、リードギター的なアプローチよりも、曲全体を表現するというアプローチの方が
自分の性格には合っているんだろうと思う。
そういった意味で、U2の曲は自分に入ってきやすいのかもしれないし
このアルバムに収録されている曲たちは、すんなりと自分の中に入ってきやすいのだろうと思う。



U2を初めて聞いたのは、まだ子供の頃で
兄貴がFMを聞いていた時に流れてきた「With Or Without You」だった記憶している。
子供心に「キレイな曲だなぁ」と思ったことは覚えている。
しかし、その時は誰の何という曲なのかは、全く知らなかった。

時は過ぎて学生時代。
U2が「POP MART Tour」で来日をするという頃のこと。
アパートでFMを流している時に偶然耳にした「With Or Without You」
当時はU2という名前を知ってはいたけれども、どんな曲を演奏するバンドなのかは全く知らなかった。

次の日に近所のCDショップに走り「With Or Without You」が収録されているアルバムを探し
手にしたのが、全ての始まりだった。


あれから10何年という月日が過ぎた。
何となく遠出をする時に、U2のアルバムを持って行きたくなるのだが
久々に持ち出した「The Joshua Tree」を聞いて、あの頃のことを懐かしく思い
今もあの頃に感じたものは、変わっていないんだなと思った。

今更ながらだけれども、やっぱりU2の曲が好きなんだね♪