ビワが届きました♪

夕べ、親父から電話があった。
まだ親父は鹿児島にいて、祖父の四十九日法要が終わってからこっちに戻ってくるつもりらしい。

「どうだ？」
「どうだ？って何が？」
「え？仕事？」
「今、帰ってきたばかりだよ」
「じゃぁ今から食事の準備か？」
「はい、そーですが何か？」

まぁ大体、親父と話をするときはこんな感じが多い。
将来、自分の子供が30代とかになったら、こんな感じの会話になっちゃうのかなぁ？･･･。

電話をしてきたのは「ビワを実家に送ったから、取りに行って来い」ということを言いたかったようだ。
そして今日、就業時間が終わり少し残業していたら実家のお袋から電話
「ビワが届いたから、取りにきなさい」
ということで、仕事帰りに実家に立ち寄りビワをもらって帰ってきました。

親父の故郷、鹿児島県垂水市はビワ畑が多く
この季節になると、佐多街道沿いにはビワを売る店が並ぶ。
そして我が家には、毎年のように親戚から沢山のビワが送られてくる。
正直いって、ビワを買って食べたという経験がないです^_^;

先日、祖父の葬儀のために行った時は、もうすぐ収穫をするというタイミングで
ビワの木には実がなっているところに袋を被せてある光景が多く見られた。

今年はビワを見ると学生時代の頃のことを思い出す。
ひょんなことから鹿児島で過ごすことになった大学生活。
ゴールデンウィークに入り、祖父の家へと行くと
祖父母が馬小屋でビワの実の梱包をしているところだった。
市場に出すことが出来ないものは、自分達で食べたりしていて
「トオル、いっぱい食べんか！」と威勢の良い声でよく言われていた。
ある程度食べて腹一杯になっても

「トオル、まだ食べんか！」
「もう無理だって･･･^^;」
「ほんのこつぅ～･･･」

ビワを見ていると、祖父と交わした何気ない言葉をふと思い出してくる。

僕の中の鹿児島。
今年も美味しくいただきたいと思います^^

ありがとう