Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

スタジオリハとセントパトリックス

3/14 Windmill Laneのスタジオリハでした。
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前日に「13日の金曜日」の如く、本当に体がきつくて
この週末は、最悪は寝て過ごすことになるかもしれないなぁ・・・なんて
悪い方向に考えておりました。
ただ今度のLIVEは、周りの方々が自分と嫁さんのために
無い時間を使って動いてくれていることがわかっているため
こんなときに体調を崩す自分に、情けなく思ったり・・・。


3/14は午前から仕事もあり、夕方まで仕事をこなしてからスタジオへ向かいました。
幸いにして、夕方にはだいぶ体が楽になっていて
これならスタジオリハは大丈夫だろうなぁ、と手応えも。
まだまだ自分の体力の回復力も捨てたもんじゃない!?


今回のスタジオリハは実に中身の濃いリハとなりました。
今度のパーティで演奏するセットの確認はもちろんのこと
久しぶりに今までやってきた曲を怒涛の如く続けてみました。

意外とやれる曲目と、すっかり忘れてしまった曲目と
演奏していて凄く楽しかったです。

実際にスタジオ内で客観的聞いていた嫁さんとマキマキが
「スタジオLIVEみたいだ♪」とテンションが上がっていたので
チョットはノリノリにさせられたのかな?とニヤリ(笑)

今度のLIVEでどんな感じに仕上がるのか?なかなか想像出来ないですが
その場に来てくれた方々が笑顔で過ごせるように
懇親のバンドプレイが出来れば嬉しいなぁと思います。



さて、今日の3/15
今日は今日で、東京の表参道へお出かけ。
目的はセントパトリックスのパレードに参加すること。


個人的に、このイベントには特別な思い入れがある。

一昨年、ある友人が精神的な病の中、亡くなるということがありました。
彼と知り合ったのが、Windmill Laneが柏で初LIVEを行った日のこと。
大雪の日でした。
町田から柏まで駆けつけてくれて知り合いました。

その頃僕は、U2の曲を演奏することの重みを凄く感じていて
「ただ好きだからやれば良いってもんじゃないよなぁ・・・」
なんて考えていました。
特に曲そのもののテーマが、重いものもあるわけだからね・・・
そんな僕に共感をしてくれて、色々と応援をしてくれました。


そんな彼が「セントパトリックスのパレードがあるんだけど」と
仲間達に紹介してくれたのが、今から3年前のこと。
大好きなU2の曲を、アイルランドのお祭りの中で感じることが出来る喜びを教えてくれました。

最後に会ったのは一昨年の4月
Windmill Laneが鹿鳴館でLIVEをした時のことでした。
その時のLIVEの模様を友人が録画してくれているのですが
後から見ると、曲の合間に僕の名前を叫ぶ彼の声が聞こえる。
亡くなった後に聞くと、それがまたさらに痛みを深くさせる。
LIVE後の打ち上げで「昔の初々しさがなくなったねぇ」なんて言われたのが最後の会話でした。

一昨年のセントパトリックスパレードには、当時、遠距離だった嫁さんが
たまたま仕事で上京していたこともあり、一緒に参加しました。
その時にサッカーアイルランド代表のユニホームを嫁さんに渡しました。
そのユニホームは、その一年前に僕が初めてセントパトリックスパレードに参加する当日の朝
渋谷のサッカーショップに、その彼と買いに行ったものでした。
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今日「何を着て行こうかな?」なんて嫁さんに話していると
嫁さんが持ち出してきた一枚のシャツ
一気にその当時のことが思い出が甦ってきて、涙が溢れてきました。

毎年、セントパトリックスパレードに参加するにあたり
彼に届くかわからないけれども、自分の中で彼へ向けてメッセージを送っています。
今年もそれを意識していた中で出てきたユニホーム。
今日はこれを着よう。
そしてパレード中に、自分なりにメッセージを送り
不覚にもサングラスの下は、何度か涙で濡れておりました。


パレードそのものは、今まで参加してきた中で一番楽しい時間を過ごすことが出来ました。
嫁さんも色々な方々との再会をとても楽しんでいた様子。
その様子を見ていると、良かったなぁと心から思います。

今日も素敵な一日をありがとう。