Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

U2「All That You Can't Leave Behind」

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このアルバムは嫁さんが「U2のアルバムで一番好き」という話は、前から聞いていたけれども
僕の中では「U2自身が一つ進んだロックに戻ったアルバム」という位置付けだった。
90年代のU2は、色々なテクノロジーを取り入れながら、音楽的に色々な実験を試みている頃。
それが一通り出来たのか、「大人のロック」というフィールドに足を踏み入れたような
そんな印象を持ったことを覚えている。

収録曲

 1 Beautiful Day
 2 Stuck In Your Moment You Can't Get Out Of
 3 Elevation
 4 Walk On
 5 Kite 
 6 In A Little While
 7 Wild Honey
 8 Peace On Earth
 9 When I Look At The World
10 New York 
11 Grace    
12 The Ground Beneath Her Feet(Bonus Track)

今朝は特に何も予定のない朝だった。
朝飯を食べてから「久しぶりに何枚かアルバムでも引っ張り出して聞くか」
そう思って引っ張り出したのが、U2の「All That You Can't Leave Behind」

このアルバムが出たのは2000年の秋のこと。
そっかぁ、もうあれから10年経つんだなぁ。
なんてことを思って聞いていたのだが・・・

もうすぐ子供が生まれようとしているタイミングに聞いたということも大きいと思う。
アルバムの曲が進むに連れて、段々と優しい気持ちになっていくというか

もう10年も前のアルバムなんだけれども
10年以上経って初めて「The Joshua Tree」を耳にした時の感情を思い出した。
あのアルバムを聞いた時は「心の奥底から燃えてくる感情」みたいなものを感じたんだけれども

このアルバムに「ちゃんと地に足を付けて、前を向いて歩いていこう」という
落ち着きながらも、力強さというか、やっぱり「心の奥底から燃えてくる感情」というか
そんなものを感じた。
昔は「怒り」や「闘う」ということだったのに対して、このアルバムには優しさが備わっている。
それって、大人になったということなのかなぁなんて思ったりした。

何となく、自分の中で「The Joshua Tree」と「All That You Can't Leave Behind」が繋がったというか
何となく、自分の中で「The Joshua Tree」と「All That You Can't Leave Behind」が肩を並べた感じ。

やっと、このアルバムを理解出来たかのような感覚を持てたような、清々しい気持ちです。
きっと気付かない間に、自分も大人になろうとしているんだろうね。

しばらくは、このアルバムを聞いていたい♪
そんな気持ちです^^;