Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

ホッカイドーはデッカイドー

昨日、一昨日と出張で北海道は帯広へ行ってきました。

去年の夏、盆休み前に「機械のメンテのやり方を教えてほしい」とお客さんから依頼があって
書類等でやり方を教えていたのだけれども、以前、機械の保全を担当していた方が退職されたそうで
最終的には「一度来て、やり方を教えてもらえないか?」ということになった。
それが今年の始めのこと。

「僕はいつでも良いですよ~」と札幌の営業さんに回答をしたのだけれども
「今行ったら寒くてたまらないから、もう少し経ってからにしましょう」となった。


それまで北海道へは行ったことがなく「寒いよ~」と言われても
テレビの中のイメージしか僕にはなく・・・。
そんな感じで過ごしてきたのだが、いよいよ日程が決まって、いざ天気予報なんかを見ていると
「こちらの最低気温が、あちらの最高気温」というような案配に、少々ビビっておりました^^;


出発の日、羽田から帯広行きの飛行機に乗り込む際に
「帯広は雪。天候調査によっては新千歳に行き先を変更、又は東京羽田空港へ引き返します」
というアナウンスがあった。
おいおいおい、いきなり雪かよ~。

飛行機に乗ると、僕はすぐに眠りにつく。
しばらくして目が覚めると、窓の外に目を向けた。
眼下に見えるのは太平洋と、雪が見えるので恐らく東北地方と思われる。
思えば一年前にあったあの災害。
ここで暮らす人達は今、どんな気持ちなんだろうか?そんなことを思った。

しばらく景色を眺めていると、機長のアナウンスが入る
「只今、岩手県宮古市上空です」
それじゃさっき見えたのは、宮城県の沿岸だろうか?・・・

機長のアナウンスでは「視界が500m以下になりますと、規定のため目的地を変更致します」とのこと
しかし、今のところ帯広空港は着陸可能だということだった。

本州に別れを告げて少し経つと飛行機は降下を始める。
気流の影響でかなり大きく揺れるが、まだ北の大地は視界に入ってこない。
雲の上には虹のアーチが掛かっていた。
降下を始めてしばらくすると、見えてきたのは真っ白な雪に覆われた大地だった。


空港まで札幌の営業さんが迎えに来て下さり、車でそのまま目的地の現場まで移動をする。
空港を出るとすぐに「幸福駅って知ってる?」と営業さんが言ってきた。
そういえば昔、テレビで見たことがあるかもしれない。
「明日、時間があったら見てみたいっす」営業さんにはそう伝えた。


「北海道の道路は信号がなくて、ずっと直線だ」
そんな勝手なイメージを持っていたけれども、実際に僕が見たところではたしかにそんな感じ。
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横に向けばこんな感じ。
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こういう景色が続いていき、所々に酪農をしている母屋のある家がある感じ。
率直に思ったのが「寒い時期は、どうやって生活しているんだろう?」ということ
僕なんかは親父に「お前は本当に寒がりだな」と言われるくらいだから
ここでは生活出来ないと思った・・・。

お客さんのところではこんな氷柱を見た。勿論、こんな長いのを目の当たりにするのは初めてのこと
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初日の仕事が終わって、帯広の駅前のビジネスホテルに宿泊。
ホテルの近くで夕食を頂いた。
バタバタしていて下調べをしてこれなかったので、営業さんに連れて行ってもらうがままに焼き肉を食べた。
焼き肉屋さんでは帯広名物だという「豚丼」なるものも食した。
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タレが甘くて美味しかったです(^^)v

二日目は初日に貯金を作ったので、午前中でお仕事終了♪
のんびりと空港へと向かいました。

だいぶ時間があったので愛国駅に立ち寄って
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幸福駅に立ち寄りました。
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駅舎の佇まいが良い案配でした。
駅舎に色々と貼られているのは、恋人同士の写真やら、思い出の品々やら
どこかの会社の名刺やら!?どこかの誰かの免許証やら!?
本籍までバレバレになっちゃいますよねぇ^_^;

駅舎をくぐると、鐘がありました。
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ここでどれだけのカップルが鐘を鳴らしたのでしょうかね(*^_^*)
お約束の切符も購入。
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いつか家族旅行で来たいなぁと思いつつ、北海道を後にしました。


帰りの飛行機、窓の外を見ていると眼下に仙台平野が見えた。
2002年のW杯の会場だった宮城スタジアムや、ベガルタ仙台のホームスタジアムや
楽天イーグルスのホームスタジアムを見ることが出来ました。

何度か出張で行っている東北地方。
一日も早い復興をお祈りしています。