あれから1年が経とうとしている。
あの日、静岡で揺れを感じて、機械がかなり揺れ動いたのでお客さんの工場の中から外に一度退避をした。
最初は「東海沖地震が来たのか?」と思ってしまったのだが、そのお客さんの工場は海のすぐ横。
後々になって思ったのだが「もしそこに津波が来ていたら・・・」と思うと、正直ゾッとする。
最初は「東海沖地震が来たのか?」と思ってしまったのだが、そのお客さんの工場は海のすぐ横。
後々になって思ったのだが「もしそこに津波が来ていたら・・・」と思うと、正直ゾッとする。
その後の作業をやらないように言われて、仕方なく休憩室でテレビを見ると
お台場の建設中の建物が燃えていて、ニュースキャスターの顔も相当強張って見えた。
お台場の建設中の建物が燃えていて、ニュースキャスターの顔も相当強張って見えた。
「うわぁ、東京も壊滅か・・・」正直、そう思った。
すぐに嫁さんの携帯に電話をしたが繋がらず、親父に電話をしても繋がらず・・・。
とにかく、自分は大丈夫だということを誰かに知らせないとと、鹿児島の義母に連絡をした。
「もし嫁さんから連絡があったら、僕は無事だからと伝えて」とお願いをした。
すぐに嫁さんの携帯に電話をしたが繋がらず、親父に電話をしても繋がらず・・・。
とにかく、自分は大丈夫だということを誰かに知らせないとと、鹿児島の義母に連絡をした。
「もし嫁さんから連絡があったら、僕は無事だからと伝えて」とお願いをした。
その後も何度となく電話をしたが、10分くらいしてようやく嫁さんと繋がり
もし揺れてきたら、家の前にある広い空き地に出ろと伝えて・・・。
身重だったから、心配で心配で。
実家の親父に電話をしたところ「今お前の家に向かっている」というところで
「嫁さんのことを頼みます」とお願いをして・・・。
もし揺れてきたら、家の前にある広い空き地に出ろと伝えて・・・。
身重だったから、心配で心配で。
実家の親父に電話をしたところ「今お前の家に向かっている」というところで
「嫁さんのことを頼みます」とお願いをして・・・。
とにかく中途半端に残った仕事をこなして、僕が帰ってきたのは312の、それこそもうすぐ日付が変わる頃だった。
静岡を出発する時にラジオで、原発の事故を知って「これからどうなってしまうんだろう?」
そんなことを思った。
静岡を出発する時にラジオで、原発の事故を知って「これからどうなってしまうんだろう?」
そんなことを思った。
その後は、ブログに書いている通り
正直、自分の生活にここまで影響が出るとは思ってもみなかったことだけれども
今日、テレビで強制的に避難生活を強いられている方々のことを改めて見ると
まだ、うちは良い方なんだろうなぁと思う。
これから、どうやって子供を育てていけば良いのだろう?という思いはあるけれども
家族を失ったわけでもないし。
まだ、うちは良い方なんだろう。
今日、テレビで強制的に避難生活を強いられている方々のことを改めて見ると
まだ、うちは良い方なんだろうなぁと思う。
これから、どうやって子供を育てていけば良いのだろう?という思いはあるけれども
家族を失ったわけでもないし。
まだ、うちは良い方なんだろう。
今週、出張で北海道に行く機会があって、飛行機から東北の風景が見えたのだけれども
タイミングが、震災から1年というのもあってか「ここで暮らす方々はどんな思いをしているんだろう」
なんてことを考えたりもした。
今日、テレビを見て思ったけど、自分がそういう経験をしていないので想像がつかないのが正直なところだ。
タイミングが、震災から1年というのもあってか「ここで暮らす方々はどんな思いをしているんだろう」
なんてことを考えたりもした。
今日、テレビを見て思ったけど、自分がそういう経験をしていないので想像がつかないのが正直なところだ。
この1年はあっという間に過ぎて行ったように思う。
何かが進んでいる。ゴールするまで、どれだけのことが終わった。
そういうのが目に見えて解れば、まだ気持ちは楽なんだろうけどね。
残念ながら、この1年でそういうものは見えてこなかったと思わざるをえないところだ。
何かが進んでいる。ゴールするまで、どれだけのことが終わった。
そういうのが目に見えて解れば、まだ気持ちは楽なんだろうけどね。
残念ながら、この1年でそういうものは見えてこなかったと思わざるをえないところだ。
それでも生きていかなければならない。
自分よりも辛い思いをしている人は沢山いる。
親になったから、子供を育てて、次の世代に繋げていかなければいけない。
今は安全面を考えて家族と離れてはいるけれども
いずれは家族揃って過ごす日を迎えるためにも
自分よりも辛い思いをしている人は沢山いる。
親になったから、子供を育てて、次の世代に繋げていかなければいけない。
今は安全面を考えて家族と離れてはいるけれども
いずれは家族揃って過ごす日を迎えるためにも