Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

My U2's Sounds 【ギター、アンプ、Preamp編】

こういう記事を書くのは、実に久しぶりのことのように思います^^;
Youtubeなんかを見ていたりすると、世界中のThe Edgeフリークが
「オレのギターを聞け~、5分だけでも良い~♪」と言わんばかりに
音を出したり、細かく説明しているのをよく見ます。
まぁそんな感じのことをここでは書いていこうかと思います。

今回は「アンプ、Preamp編」

まず僕がU2の曲を弾く時に使うギターは、基本的に2本
レスポールカスタムとストラトキャスター
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見た目がThe Edgeのギターそのものなのは言うまでもありませんが
この2本を使うのは、ピックアップがハムバッカーのものとシングルコイルのものを
使い分けるというのが主な理由です。

去年、ストラトのピックアップを載せ換えたのですが
これが思っていた以上に音が変化をしたのがきっかけで
アンプのセッティングを見直すようになりました。
それまで使っていたピックアップと比べて'69stratピックアップは
特に低音が出まくる感覚
当初はそこをコントロールする感覚を掴むのに戸惑いも少し覚えたくらいでした。

普段、僕が使用しているアンプはVOXのAC15CC1X
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スピーカーがブルーアルニコを搭載された真空管のアンプ
これを使いだしてもう7年近く経つけれども
ずっとこのアンプの特性を掴みきれていない・・・という感覚の方が強かった。
よく「VOXのアンプはクランチ気味にセッティングすると良い」というようなことを
見聞きしてきたけれども、僕はほとんどクリーンのセッティングをしてきた。
ただやっぱり何か物足りなくて、LIVEが終わる都度、セッティングを変えて
エフェクトの掛け具合を変えてみて、という試行錯誤をしてきたんだけれども
でもその何かが何だかよくわからなかった。

そういう中でふと思ったのが「何故にThe EdgeはVOXを使うのか?」
もう一度「VOXのアンプはクランチが・・・」というところに
一度自分も踏み入れてみよう
それが去年の夏くらいのこと。

まずはギターとアンプのバランスを見てみるところから作業を始める。
エフェクトはDTS SDD-3KPをONにして、GT-10はBYPASSの状態にする
アンプのBASSとTREBLEは12時方向に合わせた状態で
良い感じに歪むところまでVOLUMEを上げていくと
1時~2時方向くらいが良いところ。
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この時にGT-10でBYPASSと、何もエフェクトされていない音の大きさのバランスを
GT-10のマスターのイコライザーとパッチレベルで調整をする。
実はこの作業がミソで、これをやらないと1曲ずつセッティングを組んでいくのに
わけがわからなくなります^_^;

で、またここからが大変で。
自宅で真空管のアンプをガツンと鳴らすわけにはいかないので
今度はAC15CC1Xから出てくる音と近い音をPC上で鳴らすセッティングを構築します。
ここでGT-10のPREAMPをONにします。
PREAMPをアンプシュミレーターとして使って
普段、PCで鳴らしながら色々と音を作れるようにしたり
スタジオやLIVEハウスにアンプを持ち込めない時などに
そこにあるスピーカーから音を出せるような状態を作ります。

GT-10のPREAMPにはVOXのモデリングがあるので
それを元にAC15CC1Xで作った音に近い音になるように、バランスを取っていきます。
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AC15CC1Xはスピーカーが12インチが1個ですが
ここでは12インチ2個でセッティング。
単純に「そっちの方がThe Edgeの音に近いから」という理由だけです^^;

そうやって、DTS-3KPとGT-10のPREAMPだけで作った音がこちらになります。
レスポール+DTS-3KP+GT-10 PREAMP
ストラト+DTS-3KP+GT-10 PREAMP
ギターとGT-10のマスターのEQのレベルの違いだけで、こうも違うもんか
という気がしないでもないですが
ここまできて、ようやく各々の曲のセッティングを組む準備が完了です。

長いなぁ~^_^;