Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

Film Live「LADIES AND GENTLEMEN」 The Rolling Stones

昨日は雨降りの中、日本武道館へと向かいました。
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目的は何と言っても、The Rolling Stonesの「LADIES AND GENTLEMEN」という幻の映画を見ること
 
1972年に発表された「メインストリートのならず者」の後の北米ツアーの模様を収録された映画で
1974年にNew Yorkでプレミア上映されたものの、その後はお蔵入りとなっていたもの。
72年というと、うちの兄貴が生まれた年で、僕はその3年後に生まれる。
ミックやキースは、年齢としてはうちの親父と同い年なので・・・
と考えると、彼らがまだ20代後半の頃。
ミック・ジャガー自身も「この頃が音楽的に充実していた」と認めている時代で
1973年には日本武道館でLIVEが決まっていたのですが「大人の諸事情」ってやつで入国出来ず
初来日をしたのは1990年になってからのことだ。
 
もし当時、武道館でLIVEが行われていたとしたら、映画の中のような演奏が繰り広げられていたかも
なんてことを考えだしたら「これは行っておかないと!」と思った次第だ。


僕が学生の頃、ロックが好きな叔父に70年代の話を聞いたことが何度かあった。
そこにストーンズの話題が出てくると「あいつ等は昔からやってることは、本当に変わらないよ」と言っていた。
 
僕が知っているストーンズは、それこそ90年代に入ってからなので
既にロックジジイへの階段を上がり始めている頃。
ジジイになっても「転がり続けている」彼らに、一本の筋というか幹というか
彼らの音楽には、そんなものが入っているようなものに感じて、遠い存在でありながらも気にするようになった。


他の人ともストーンズの話をすると、ミック・テイラーがリードギターを弾いていた頃が好きだという人が多い。
一緒にバンドをやっているヨウイチさんもその一人で、映画を見に行くこと話したら
「ミック・テイラーは良いギタリストだよ~。ジョン・メイオールブルース学校出身だからかなぁ~」と言って
この時期のノリは良いよと教えてくれた。
アルバム等では聞いているけれども、実際にLIVE映像では見たことがなかったしどんな感じなんだろうか?


武道館の中に入ると、当日券扱いだったいうのもあると思うのだが端っこも良いところで
単純に映画を見るという部分だけで考えると「チョット厳しいな」と感じたりもしたのだが
この時のツアーで来日をするはずだったストーンズを、武道館で体感出来るだけでもラッキーなこと
そう考えれば、多少のことは気にするとバチが当たると思った。
 
スクリーンに映し出されたLIVE映像は、その名の通り「転がり続ける石達」であり、若いだけあって、勢いが凄い!
ほとんど最近の映像しか見てない自分にとっては、とても新鮮だった。


夕べ帰宅して、最近の映像を見てみた。
ロン・ウッドには申し訳ないけれども、ミック・テイラーを見た後に見ると
正直、物足りなく見えてしまった
アルコール依存症になってる場合じゃねーぞ
 
キースは・・・。
昔も今も、良くも悪くもキースのまま。
この人を見ると、テレキャスを持って構えたくなるのだ。
 
そして今朝、テレキャスを持って構えたのは言うまでもない。