今週は出張Weekだ。
昨日、今日と秦野へ行って、明日の休みを挟んで木金と富士へ行く予定。
どちらも大手のユーザーさんだが、間に入っているディーラーさんは富士の会社。
そのディーラーの担当の方とは、僕が今の職場に異動してきてからの付き合いで
毎月、月の頭に秦野で会っている。
今日も順調に点検作業が進んでいて、少し早めに休憩に入った。
「ミヤギさん、バンド続けてる?」
その方は、僕がバンドをやっていることを知っている。
「やってますよ。月に1回くらいのペースでスタジオに入っていますよ♪」
「スタジオってどんな感じで、いくらくらいなの?」
何だろうか?と思いながらも
「アンプとかドラムとか置いてあって、1時間1200~1300円ちょっととかだったと思いますよ」
「ふ~ん」
「どうかしたんですか?」
「いやぁ、休みにボ~ッと過ごしたりパチンコとかしているより、音楽をやるのも良いかと思うようになって^^;」
「おぉ~、良いじゃないですか♪」
その方が若い頃にドラムをやっていたという話を以前聞いた事があった。
「会社のヤツに『お前ベース弾いてみろ』って言ったら『ベースは地味だから嫌だ』とか言ってたんだよね^^;」
「まぁそういう『見た目』でやろうとする人もいますよね^_^;」
「見た目ばっかりだとさ、目先のこと過ぎて長く続かないじゃん」
「あ~、そういうこともあるかもしれませんね^_^;」
なんて感じで話が盛り上がってきた。
ここでお手洗いから戻ってきた僕の同僚も加わってくる。
同僚は、今でこそ車やバイクに夢中だが、10年以上前はバンドでギターを弾いていて
一時期はプロを目指すこともあったんだとか聞いていた。
シンプルな8ビートが好きなところは、結構僕と話が合う。
話はどんなドラムがカッコイイかだとか、ダレソレのギターは上手いだとか
ストラトキャスターを使いこなすのは、実は難しいだとか・・・etc
仕事の話以上にディープな話で盛り上がり、15分休んで現場に戻るはずだったのが
逆に15分オーバーして現場に戻ることになった。
現場に戻りながら、ディーラーの担当の方が言った言葉
「音楽って見えるものじゃないけど、残るものだから良いよねぇ。良い趣味だよなぁ」
子供の頃は、ギターを弾いているってだけでナヨナヨとしているイメージを勝手に持っていたけれども
大人になった今は、ギターを弾くことが出来て本当に良かったと思っている。
仕事先でこんな話が出来るのも、楽しいものである。