Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

RESTART

Windmill LaneでLIVEをしてから
かれこれ、もうすぐ2年の月日が流れる。

自分的には
「やっと出したい音と、出てきた音のギャップがだいぶ近くなった」
という好感触を得たLIVEでもあった。

しかしながらその後は「これからどうするか?」ということを
具体的に考えるのを避けてきた。
その間、ギターで新たなバンドに誘われるという
ありがたい話もあったけれども
自分が一番愛着のあるバンドでの活動が不透明なまま
違うことをやることに、正直、抵抗感があって断ったこともあった。

それまで気ままにギターを弾いていた時間を
子どもと過ごしたり、家族で過ごす時間として何となく使い
持て余している時間を消化してきた。

たまに部屋にこもって一人でギターを弾いている僕の姿を見て
嫁さんは「せっかく仲間がいるんだから、やれば良いのに。勿体ないな」
と思っていたそうだ。


自分の中で心が動いたのは
6月に都内であった友人のバンドのLIVEだった。

久々に大きな音を体感する。

ドキッとしたのと同時に「やっぱりLIVEって良いな」と思った。
衝動的に、その場にいたちゃーりーやmasaoさんに
「スタジオ入ろうよ」と声を掛けた。

しかしながら「何がやりたいんだろうか」と
まだ自分の中で悶々とする感じがあった。

そんなこんなで、トシちゃんが一時帰国をして
久々にスタジオに入ったけど、やっぱり単発的な感じ。

嫁さんからは「U2にこだわることないんじゃないの?」と言われたり
「出来る人がいるんだから、やらないのも勿体ないよ」なんてことも

いや、自分は良いんだけども
他のメンバーは何て思うのかな?

その反面、自分のギターはU2サウンドを追いかけながらここまできたので
それ以外のプレイをした時にはズタズタになる
ということに自分では気付いている。
なかなかそういう気分になれず…
ほんと、悶々としていた。

ヨウイチさんは、昔からの友人とのバンドや、自分で作ってみたりしていて
言葉にして言わないけれども「もうU2はいいかな」という感じが伝わってくる。
トオルちゃん、良いバンド作ってよ。そして対バンをしよう」なんて言われる。
ちゃーりーにそのことを話したら「いや~」なんて苦笑いをしていたけれども
僕自身は、自分のギターを引き上げてくれた恩人でもあるので
まぁ一度くらいは挑んでも良いかな、なんて思ったりしているけど。

まぁとにもかくにも
バンドは演奏するメンバーが同じベクトルに向かっていかない限り
良い方向には、絶対に進まない。

事は先週のシルバーウィークに動く。

まずはサッチさんに声を掛けてみた。
「こんな状況なんだけど、セッションからやりませんか?」
返ってきた返事は
「日程が合えば是非是非お願いします!」
この言葉に背中を押された。

シルバーウィーク
我が家に遊びにきたちゃーりーと「何かやりたいね」と話が出来た。
なんだかんだと10年もの付き合いになるが
彼は、僕がギターを弾く際には欠かせないキーボードプレーヤーだ。
僕はそれを知っている。
例えるなら、僕がギルモアのポジションだとしたら
彼は間違いなくリック・ライトだ

更には別の日に、masaoさんと話をする機会があった。
「コピーも良いんだけどさ、何もないところからやってみたりとか
やるなら、ステップアップしたところでやってみたい。
違うものをやった時のトオルさんのギターを聞いてみたいんだよね」
そんなことを言ってもらえた。
これにも本当に背中を押された。

その場に一緒にいたちゃーりーも
「出来上がった時の達成感みたいなのが楽しみだね」
と言ってくれた。

一緒にやってみたいと思っている人達がそんな風に思ってくれてるんだ
と思うと、僕自身もそれまで感じていた拘りみたいなものが
とても小さく感じた。

今は「何かやろう」という気持ちが漲っている。
自分のギターがズタズタならば
カッコ良くなるように、とことん練習すれば良いじゃないか

そんなこんなで手始めに
思いついたままのリフだったり、メロディーだったり
ラフな感じでベーシックになるところを録音するところから
作業を始めている。
良い感じで作業を進めていると
良い感じで息子が入ってくるのはいつものことである^_^;
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ベーシックなラインを他のメンバーが奏で始めた時に
どんな風に変貌していくのか?
これがとても楽しみである。