Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

続・その後の状況

地震発生から一週間が経ちました。

今年の年賀状にブログのアドレスを載せたからか、特に遠く離れた嫁さんの地元の友人や知り合いの方々が
地震直後の僕の記事を読んで、我々の無事を知って下さったというメール等を多く頂いたと
嫁さんから聞きました。
皆様、ご心配頂き本当に有難う御座いますm(__)m

余震はだいぶ減ってはいるものの、未だ、たまに「おっ」と思うような揺れに遭遇しているのが現状です。
毎日地震の揺れを体験しているからか、ここ2~3日の間で
地震で揺れているんだか、自分がフラフラと感じているんだかよくわからん・・・
というような症状が出てき始めました。
周囲の人達にも、そんな症状が出てきている人が多いようです。


関東地方は今週に入ってから毎日「計画停電」というものが実施されています。
この計画停電の実施された一発目で、茨城県津波の被害があった地域で停電にあったため
県知事が東京電力や首相に「茨城は関東でも一番被害にあっているんだから、頼むよ!」と文句を言ったら
茨城県計画停電の範囲から外れることになりました。
僕の暮らす地域は大きな被害があったわけではないので、普通に生活出来ていて有難い気持ちと
被害の大きかった地域の方々や、計画停電の範囲内で生活している方々には
何だか申し訳ないような気持ちもあります。


今週の業務は月曜日が夕方4時まで、火曜日が午前中だけで、水曜日は自宅退避
昨日から通常業務だったのですが、先日の出張の疲れが出てしまい熱が出てしまって
昨日は休みをもらって自宅で過ごしておりました。

そんなわけで、自宅で体を休めながらも情報が欲しいと思ってテレビをずっと見ていたのですが・・・



某テレビ局で放送されていた番組を見て、ちょっとどうなのかな?と思ったことがあった。
番組に出演しているタレント等がそれぞれに「元気の出る曲」を取り上げていて
被災地の方々に「頑張って下さい」というような趣旨だった。
「励ましたい」という気持ちはわからないでもないのだけれども
今、まだ行方不明者が沢山いるそのタイミングで、影響力の大きなメディアがそれをやるか?という感じ。
今、そのタイミングでそういうことをされて、本当に被災地の方が元気になれると思っているとしたら
それは何も被害を受けていない人間の自己満足であり、思い上がりもいいところだと思う。

今の段階で、被災地の方々が本当に必要としているものが何なのか?
被災地の様子を電波に載せて世界に伝えているメディアならば、それはわかっているはず。
こんな時だからこそ、自分達の影響力の大きさを上手く活かしてほしいなぁと、一視聴者として思った次第です。


今の段階で、僕個人が出来ることといえば、少しでも多くの家族が顔を合わせられる事を願うこと
早く支援物資が被災者の皆さんに行き届くように願うこと
節電に協力することと、募金に出す小銭をかき集めておくこと。

こんな時だからこそ、地に足をしっかりとつけて行動しないとね。