Guitar野郎の日記

U2が好きなギター弾きの日記

ピックアップ交換後の考察♪

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未だ、ピックアップ交換の興奮が冷めやらず、といった感じです^_^;

今回、テキサススペシャルから69年モデルに載せ替えたわけですが
同じブランドのピックアップでも、こうも違うものなのか?というのが率直な感想。
自分の感覚がテキサススペシャルに慣れていただけに、最初は違和感すら覚えたくらいでした。

しかし、慣れてくるに従い
何故にThe Edgeは生涯最初のストラトを50年代のものではなく、73年のラージヘッドを選んだのだろうか?
そんな疑問から、色々と想像を膨らませて勝手に楽しませてもらっています♪


ここからは僕の勝手な憶測というか妄想。

U2.comから会員特典で届く最近のLIVE音源を聞いていると
ギターの音が思ったよりも歪ませているように聞こえてきて
「へぇ~、ちょっと意外だなぁ」とずっと思っていた。
勝手なイメージからいくと、もう少しクリーントーンよりだったような気がするんだけど・・・。

今回ピックアップを載せ替えたことで、所有するラージヘッドストラト
ボディの材質、ネック、そしてピックアップと
それぞれがThe Edgeの73年ストラトに近付いていて
原型の57年モデルの欠片は、ボディのみとなった。
そのストラトから放たれる音を聞いていると、The Edgeが思ったよりも歪ませているのでは
と感じていたものが、納得出来るのだ。

あくまで、僕の仮説^^;

The Edgeは、実はヘビーというかハードというか、シャープというかワイルドというか
そんな音が好みなんじゃないか?
ということ。
彼が最初に手にしたエクスプローラーだったり、その次に手にしたのが73年のストラトだったり。
所謂、そっち系のギターを選んでいるように思えるのだ。

恐らく、ストラトを入手する際には、色々なタイプのものを試しているはずで
その中から73年を選んでいるはず・・・と仮定すれば、話が合うように思う。

元々、僕が搭載していたテキサススペシャルは粘りがあるようなのに対し
今回搭載した69年モデルは、ハイとローが強く、ジャキジャキした感じ。
ギターだけのイメージからいくと、ジミヘンとかリッチー・ブラックモアなんかの音は
ここ等辺から生まれているのが想像しやすいピックアップだ。

U2が世に出てきた時代背景を見ると、大元にはパンク的な部分というのがある。
パンクというと、レスポールとかテレキャスとか、勝手なイメージだけど
そういうタイプのギターに行きそうな気がするのだけれども
敢えてそういうものを外していたのではないか?という想像をしてしまう。
そう思わされるのは、最初のギターがエクスプローラーであり、次が73年のストラトだったから。
きっと「時代に染まりたくない」というロックスピリッツがあったんだろうと・・・
そこにはU2サウンドを構築する上での強いこだわりみたいなものがあったはず。

それはストラトだけに留まらず、その後に導入されてくる数々のギターを見ていたり
最近のLIVE音源を聞いたり、映画「ゲットラウド」の中でローディが
「彼は絶対に同じ音色は使わない」というコメントをしていたり
色々な部分を探ってみると、それらが線で結ばれていることがよくわかり
その全てが納得出来る気がする。

あくまでも、これは僕の仮説です。

それにしても、たかだかピックアップを載せ替えただけで
ずいぶんと音色が変わり、そこに大元の意図みたいなものまで感じるとは
正直、思いもしなかった。
「これだったら、俺にも出来るんじゃないか」と思って始めたU2のコピーだが
実は、僕の想像を相当超えたところで音を奏でる感覚を持った人の音を
追いかけているのかもしれない。
そう思えば思うほど、この人のギターサウンドを追いかけるんだろうし
今回のピックアップ交換は大成功だったと思います。


やべーな、この感じだと62年モデルとカントリージェントルマンは
確実に手に入れないとマズイかもw