事は12/4のU2の来日公演初日に遡る
あの日、13年ぶりの来日公演で演奏された「Bad」
自分自身も10年ぶりに体感した、エッジのギターサウンド
メインのリフの「タンタタンタン タン♪」の最後の「タン」の
少し歪んでいるんだけど円やかな、あの高い音
U2 Saitama Bad w/ Heroes 2019-12-04 - U2gigs.com
生で10年ぶりに耳にした時に「あ~、これだ」みたいな感覚になった
それからは頭から離れない状態が続いている
あれに近いの音を、どうにかこうにか、自分で奏でたい
どうやったらたどり着けるんだ?
頭の中で考えた。
もちろん、エッジが使っている機材と
自分が使っている機材に大きな違いがあるのはもちろんのこと
積んできた人生も違うので、全く同じものは出せない。
ただ、ただあの音に近づきたい
近づいて、浸りたい
休みに時間があると、自分のギターを鳴らして
エフェクターを弄ってみて、ギターのトーンを弄ってみて
そんなことをしても近付けない
待てよ
逆に違う所はなんだ?と考えてみた
たしか、前にローリーさんがストラトのシグネチャーモデルを試奏している動画があって、そこでエッジストラトを紹介していたのがあったなぁと思って検索してみる。
エッジストラト紹介は21分頃から
そこで「リアとセンターのトーンが共通になっている」とコメントされていて
それが凄く気になった。
自分のストラトは配線はオーソドックスなもので
リアのピックアップはトーンが効かない
「Bad」を弾く時は、セレクターをリアとセンターのハーフにしていて
センターのトーンを少し絞っているんだけど
自分が「Bad」のリフを弾いた音を後から聞いて気になるのが
高い音が尖がっていて、ちょっと痛い感じがする
そこが気に入らないところでもあった。
これって、リアのトーンもコントロール出来れば、ひょっとして良くなるのか?
と考えた
ストラトのリアのトーンに関して、更に調べてみると
改造してトーンをコントロール出来るようにしているギタリストが多い
ということが分かった。
それだけ、ふり幅大きくなるんだろうと。
じゃぁ、自分もやってみましょうか♪
という長い前振りでしたが、年末年始の休みに入ったので
早速、取り掛かってみました。
まずはピックアップを購入
エッジストラトは、フロントとセンターのピックアップが
フェンダーカスタムショップのFat’50が付いているそうで
どうしようか迷ったんだけど、ボーナスもらったので
そのお金で購入
右の部品は、テレキャスを弄るため用のものです。
ちなみに、僕のストラトには69年モデルがついている
miya-u2joshuatree.hatenablog.com
まずは、ギターをばらすところから
フロントとセンターは69年モデルです。
で、これをフロントとセンターをFat'50sに交換
さらに、配線を1本追加します
これはネットから拾ったものですが、矢印で書かれているところを追加
こうすることで、リアとセンターのトーンをギター側でコントロール出来ます。
表現出来る幅が広がると思います。
後は戻して、弦を張ってテスト
個人的な感覚ですが
69年モデルはハードな感じだったので
それと比較すると、Fat’50sは粘り気があるような感覚
今度はリアのトーンがコントロール出来るので
少し絞って音を出してみると
「少し歪んでいるんだけど円やかな、あの高い音」に少しは近付けたかな?
元旦のセッションが、より楽しみになってきました♪
今まで、ストラトのオーソドックスな配線に拘ってきたけど
ひとつに拘るのも大事だけど
拘ってしまうが故に
結果として、目的地に着けないことも有り得るなぁ
なんて、ちょっと思った次第です。
フラットな状態を保つって、それもまた難しいことだけど大事
何でも出来る範囲でやってみないとね
改めてギターから教わった気がします。